動画編集の流れ

動画の編集
じぇい
じぇい

こんにちは動画エディターのじぇいです。この記事では、個人で動画編集する時の、作業の流れの全体像を解説しようとしています。動画編集を習得する時に、全体像がイメージできてると習得しやすいかと思います

この記事では、1本の動画を作成する際の手順についてまとめています。手順はこれに限らないですが、一例としてご紹介しています。

撮影する

 

動画ファイルをパソコンに取り込む

SDカード経由、編集ソフト経由、ファイル管理ソフトなどで取り込む。(iPhone/iPadからMacならAirDropが便利)

取り込んだファイルは、扱いやすいように整理しておくことがオススメ。

たとえば

  • 動画はファイル容量が大きいので、専用の外付けディスクに保存する
  • 作る作品ごとに1つのフォルダにまとめておく

フォルダに中におさめるもの例

  • 編集ソフトのライブラリファイル
  • 撮影した動画ファイル
  • 画像ファイル、オーディオファイル
  • そのほか関連素材や、その材料となるもの

 

編集の準備

  • 編集に使うメディアファイル(動画、写真、オーディオなど)を用意する
  • ライブラリ、プロジェクトを作成する(編集ソフトによって異なります)
  • メディアファイルをライブラリやプロジェクトに読み込む(編集ソフトによって異なります)

 

編集作業①

編集作業の進め方は作業者の好みや用途などでまちまちだと思いますが、ここでは、すでに構成が決まっていて、動画ファイルが複数存在することを想定してまとめていきます。

読み込んだ動画をタイムラインに配置

  • 構成通りの順番に配置する
  • 早速編集に入りたくなるが、その前に次の作業をするのがオススメ

動画の状態チェック

  • 動画の明るさをチェック。必要時応じて調整する(暗いと印象が悪化)
  • 動画の音量をチェック
    • パソコンのボリュームを真ん中ぐらいにして、音量を確認する
    • 音量が適量になるように調整
      • ボリュームだけで調整しきれなければエフェクトも活用
      • ちょっと大きいぐらいにしておくのが良い
じぇい
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これをこのタイミングでやる理由
切ったりエフェクトをかけたりといった編集をすると動画が細切れになっていきます。その場合、ここで行う状態チェックと調整の作業量が増えます。できるだけ初期の状態でやっておけば、作業量が少なくて効率的という話になります。

話している動画があれば

  •  言い直してるところや、無くしても伝わる部分ををカットする
    • 必要に応じて。シンプルにするため
  • 必要に応じて声だけ別録して差し込む
  • 長い空白をカットする(理由がない限り1秒ぐらいがよさそう)
  • 聞きやすくするために
    •  ケバどりをする
      • 「えー」「あのー「で、」「ま、」とか、謎の副詞など
    • カットの影響でプツッという音がする部分を調整する
じぇい
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特に構成などない場合は、話に対して構造づけをできるか検討してみることをすすめます。構造がある方が聞き手は理解しやすくなりますし、編集でメリハリをつけやすくなります

 

編集作業②

  • 配置した動画に対して、不要な部分をカットし、全体の流れを整える
  • 必要に応じて、動画の変わり目のエフェクト処理をする
  • 必要な画像があれば挿入して、タイミングなどを調整する

 

編集作業③

  • テロップをつける
    • この段階ではざっとした作業に留める
  • 開始画面、終了画面を作成またはセット
  • 効果音をつける
  • テロップ表示時間を調整(テロップの仕上げ)
  • レンダリングを待つ
  • (関係者確認する)
  • 各所のエフェクト処理をする
  • (関係者に最終確認する)

 

書き出し

動画ファイルに書き出す

 

YouTubeへの公開する場合

  • サムネイルの作成
  • 動画ファイルをアップロードする
  • タイトル、説明文、ハッシュタグなどの設定
  • サムネイルのアップロード
  • 終了画面やカードの設定
  • 公開する

 

じぇい
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作業の流れは以上になりますが、以下は、知っておくとよさそうなちょっとしたことをご紹介しています

その他のメモ

  • キーボードはフルキーボードがベター(ショートカットの使い心地に影響)
  • ノートパソコンでの音量チェックはイヤホン利用した方がいい
  • スマートフォンで見た時の見やすさを重視
  • テロップの配置は、パワーポイントのスライドづくりに似ている
  • テロップ:よく使うスタイルは保存しておく
  • よく使う色は保存しておく
  • セーフゾーンは意識しておいた方がいい

 

じぇい
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最後まで読んで頂きありがとうございました。わからないことがあればお気軽にお問い合わせください

この記事を書いた人

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