白山の旅 〜予定変更は当たり前〜

まとめ神社

今年は白山はくさんに登りたい!と思っていたので、夏休みにその計画を実行しました。
なかなか面白い旅だったので、レポートします。

なぜ白山さんへ?

白山に登るのは日本書紀にのみ出てくる菊理媛くくりひめにご挨拶することが目的でした。なぜ白山なのかというと、菊理媛神が白山信仰の神さまにあたるからです。また色々と秘密がありそうなので、以前から気になっている神さまでもありました。

金沢へ入り、白山信仰の総本社である白山比咩しらやまひめ神社を参拝しました。

白山奥宮の遥拝所

 

翌日、奥宮のある白山へ登る行程を組んでいましたが、中部北陸は連日雨で通行止めも多数ということもあり、登山経験があまりない僕らは、今回は中止の判断をしました。(結果的に晴れて道も開いたんですが……)

 

 

予定を変更し福井へ

予定を変更し福井へ移動しました。

まずは、白山の山頂にあった仏像が鎮座しているといわれる林西寺へ。白山には二千体もの仏像があったらしいのですが、明治の神仏分離で破壊や破棄されそうになったので、こちらのお寺が引き取ったのだそうです。(お寺の方の話しを聞いてみて下さい。色々と面白いです)

林西寺

御堂の中には立派な龍の彫り物

八坂神社が隣接

 

その後、平泉寺白山神社へ。

こちらは泰澄たいちょうという僧侶が開いたお寺が基となっている神社です。泰澄は白山を開いた人物です。(西林寺とも繋がります) 広大な土地に苔がびっしりとむしている、とても美しいところです。

本殿

 

本殿からさらに登ると三ノ宮の社があるのですが、その裏に地図には書いてない劔之宮への案内がありました。劔は神話でも精神世界でも重要なアイテムなので、めちゃ行きたかったのですが、同行者がサンダルだったり熊注意とか書いてあったので断念しました。

異界へ……じゃなくて三ノ宮へ

三ノ宮

 

 

岐阜に移動し、白山中居神社へ

白山中居はくさんちゅうきょ神社は泰澄が社域を拡大した神社であり、一説によると、菊理媛が降り立った場所、泰澄が菊理媛と出会った場所でもあるそうなのです。こちらの神社のことは、神社の師匠みたいな方から聞いていたのですが、当初の行程には組み込めていませんでした。白山登山を断念したおかげで参拝することができました。

菊理媛神をまつる場所

イザナギ・イザナミをまつる場所

 

僕がトイレへ行っている間に同行者が地元の人(どっかの住職?)と接触し「よくここまで辿り着けたね」と言われたそうです。「何故来たの?でも聞いたら話しが長そうだね」と、何かを悟って笑って行ってしまったそうです。

ところで僕のパートナーは色々なものを感じとる人なのですが、時々どこかからメッセージを受け取ります。今回こちらで受け取るものがあったようで、あるものを(おことわりした上で)持ち帰ってこちらを後にしました。

菊理媛神と泰澄さんが出会った場所!?

 

翌日、飛騨の一之宮へ立ち寄ってから白川郷へ向かうつもりでした。飛騨の一之宮は水無みなし神社。こちらの神社に、ダムに沈んだ(前述とは別の)白山神社が合祀されていました。白山の旅はまだ続いていたようです。

参拝すると僕らの前におばあさんがいました。おばあさんは急に祝詞を唱えました……と同時に雨が振り出し、唱え終わると雨が止みました……。嘘っぽいけどホントなんです。

 

本殿へお参りしたあと、境内にあるお稲荷さんへいくとやはりおばあさんが祝詞を唱えていました。僕らはそれにあわせて参拝し帰ろうとすると、お婆さんに呼び止められ、色々な話しをしてくれました。(霊的というか精神的というか神秘的なお話)

話が4週目ぐらいにさしかかったので、退散しようとしたところ、おじいさんがやってきました。どうやらお仲間らしく、おばあさんが「色々話してあげて」と言い出し、新たな立ち話が始まりました。

どうもこの方々はけっこうスなピリチュアルな方々らしく、今起こっていることはカルマの浄化だとか、太陽信仰の話だとか、エジプトのピラミッドは位山くらいやま天照アマテラスが教えて作ったとか、UFOの話だとか、色々な話をしてくれました。おじいさんから「何故ここへ来た?」と問われ、軽く経緯を話したところ、「白山の神様は4年前からここからすぐの位山に来てるよ」という話が返ってきました。

 

じぇい
じぇい

一般論としてはこのあたりで「うさんくさい!」となるのですが、今回の旅は(書いてないことも含めて)流れが偶然だけでは語れない部分も多く、このおじいさんが話し始めた時点で内心、キター!ヤベー!と盛り上がっていました(笑)

 

おじいさんが言うには、位山はピラミッドであり、初代天照の墓がある、とのことでした。初代天照ってなんだか変ですが、日本の神様は別の存在を同じ名前で語ったり、同じ存在を別の名前で語ったりはけっこう当たり前なので、まぁそういうものだろうという認識で聞いていました。

おじいさんの話を聞いた結果、予定を変更することになります。

この中には白蛇がおってな……という話も

 

 

白川郷はやめて位山へ!

 

位山水無神社のご神体であり、奥宮とされていました
といっても社はなく、山頂付近は巨石ごろごろしており、信仰の場所だった模様です。

 

こちらのとある場所で、白山中居神社で受け取ったメッセージに関連したお祈りをさせていただき、位山を後にしました。(登って下って4.5H程)

 

これで白山の旅の話は終わりです。白山関連を参拝するのであれば、

  • 白山比咩神社(登山して奥宮は行かなくていいかも)
  • 平泉寺白山神社
  • 白山中居神社
  • 位山

これらへ行くと面白いのかもしれません。

位山からの眺めはサイコー

 

この記事を書いた人

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