プロじゃないけど動画編集を依頼された時の見積の考え方について

動画の編集

「動画編集を仕事で依頼したいと言われたのだけど、プロではないし、費用設定についてどうしたらよいのかわからない……」という相談を受けたので、その時の回答を共有します。

費用の考え方としては大きく2つあるかなと思います。

  1. 作業時間×時給
  2. 1本単価を決める

①作業時間×時給の場合

これは作業にかかった時間に、前もって設定した時給を掛け算するパターンで、ようするにかかった時間だけ請求するという感じです。

受ける側はこの方が都合はよいですが、依頼側からすると作業が終わるまで費用がはっきりしないのが難点ですね。この場合、せめて作業時間の見込みはお伝えしつつ、超えそうな場合は事前に連絡相談するのがよいと思います。

②1本単価を決める場合

これは動画編集1本あたりの単価を決めるパターンです。

とはいえ仕上がりが10分の動画と、30分の動画では作業時間に大きく差が出るので、仕上がりの尺によって単価を変動させるか、たとえば10分単位で単価設定をして掛け算していくような考え方もあるかもしれませんね。

この場合、依頼側は依頼しやすいですが、後から修正がいろいろ出てきて割りに合わなくなるみたいなこともあるので、費用設定に対して、どの程度修正対応するかなども決めておくとよいと思います。修正は量によって①を適用するといった組み合わせもあるかもしれませんね。

時給設定をしておきましょう

いずれもなのですが、時給設定はした方が、見積もりはしやすくなると思います。 ②だとしても、録音時間に対して見込み作業時間を設定して、そこに時給設定を掛け算することで、1本単価を決める感じです。

その時給は?というと、個々に判断というところなのですが、お仕事の分野によって様々なという印象です。依頼主さんが出せる費用と相談という考え方もありますね。この場合、1本あたりの作業時間について認識してもらった方が費用に対して理解してもらいやすいと思います。

この記事を書いた人

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