祭神
以下をまとめて坐摩神社(いかすりおおかみ)という。
- 生井神(いくいのかみ)
- 福井神(さくいのかみ)
- 綱長井神(つながいのかみ)
- 阿須波神(あすはのかみ)
- 波比岐神(はひきのかみ)
神武天皇が即位した時に、宮中にまつったことが起源とされる神さま。
- 宮中を守る役割
- 国土を守るのは生島・足島で、生國魂神社にまつられる
- 古語拾遺という古文書には並びで書かれているので、生國魂神社と坐摩神社はセット的なのだろうか?と想像できる
- 井戸、水の神様の性質
- 竃神の性質(基本的に火にまつわるが、信仰は複雑)
創建背景
- 諸説あり
- 神功皇后が三韓征伐から帰還した際に、天満橋の西側に祀られたのが始まり(行宮として残っている)
- 神功皇后 = 仲哀天皇(14)の皇后
- 仲哀天皇が死んでから執務をとる
- 日本書紀を解読すると200年代に存在したことになるが、この時に三韓の新羅は存在しない
- 300-400年代の話という説もある
- 摂津国・西成郡の産土神
- 930年代以降、雨乞い祈願でも活躍
- 大阪城が作られる時(1583年頃)に場所が変わる
その他の情報
- 所在地の住所が渡辺。渡辺苗字の発祥の地
- 宮司は世襲制で渡辺さん(相当古いと推測、少なくても平安時代後期?)
- 神紋は鷺丸(さぎまる)
- 最初の鎮座地に白鷺が群がるところを選んだことが理由(神功皇后が託宣を受けた)
- 三ツ鳥居。大神神社が有名で、全国に数少ない。深い意味がありそうと推測されるが、正確なことはわかっていない。
- 万葉集に旅の安全を坐摩神社へ祈る歌がある
摂社末社について
- 陶器神社
- 周辺の陶器問屋の守護神(別の場所にあった火除け地蔵が起源)
- カグツチノカミ(伊弉冊の死因, 火の神, 伊弉諾に殺されるが沢山の神を産むきっかけにもなる)
- オオスエツミノカミ(崇神天皇が疫病流行時に祀った神の一柱, 大物主の妻の父)
- 繊維神社
- アメノハヅチオ
- タケハヅチのこと?
- アマタナバタツヒメ
- タナバツメ(のこと?)とは、端を折る夫人と言う意味であるが、特に牽牛星に対応する星で、琴座の主星である織女星のことをいう
- アメノハヅチオ
- 相殿神社
- 春日, 住吉, 大神受美, 猿田彦, 大宮比賣, 多賀, 天之御中主神, ムスビ, ナオビ, 諏訪, 琴平, 大歳
- 天満神社
- 大国主神社
- 大江神社
- 神功皇后
- 応神天皇
- 武内宿禰
- 稲荷神社
行宮について
- 神功皇后の鎮座石
- 祭神(ニニギの天孫降臨を先導した, 御殿の窓の神らしいが?)
- 豐磐間戸神(クシイワマド)
- 奇磐間戸神(トヨイワマド)