仕事ばかりしているので怪しげな話で楽しむ余裕がないのだけど、その間に「ブッダは死後について説いてない」と書いている人がいるのを発見し、仏教こそ死後ワールド全開じゃなかった?とよぎります。
ブッダが説いたことと仏教は繋がっているのは間違いないですが、ブッダが言ったこと、経典類にまとめられたことはある程度分離してとらえる必要があると思うのです。(ちゃんと勉強してないけど)
宗教に入信するような思いはありませんが、信仰やマスターの教えには興味がとてもあり、信仰もより原理的なものに興味があります。
ということで、中村元という方が訳した「ブッダの言葉」という本にたどり着きます。
仏教諸国に伝わった経典は5種類あり、その第5を「グッダカ・ニカーヤ」といい、それが更に15にわかれ、その5にあたるのが「スッタニパータ」で、この訳本の原本にあたるそうです。経典類の中でもっとも古く、もっともブッダの言葉に近いものだとされているそうです。
中村元という人は、ニルヴァーナを涅槃と訳さずに「安らぎ」と訳したことで有名なのだそうです。これは「心の安らぎ、心の平和によって得られる楽しい境地」というニュアンスがあるそうで、なんととても瞑想的じゃないですか!気に入った!
そんな感じで膨らんだ期待をおさえられずに「ブッダの言葉」を読み始めてみたのですが…
難しすぎる…
この読書、どうなることやら…。
死ぬまでには少しは理解したいなぁ〜。